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■キッチン水栓選びで迷ったときの注目ポイント

キッチンの水栓を始めて選ぶときは、どれにするか決められず、なかなか購入までたどり着けないことがあります。

ここでは、そんな悩みを解決するためのチェックポイントを紹介するので、困ったときは参考にしてみてください。

＜水栓の形＞

ひとくちにキッチン水栓といっても、その形はいろいろあります。形によってキッチンの印象が変わって見えることもあるので、気になる商品があったら、どんな形状かしっかりチェックしておきましょう。

よくある水栓の形は、以下の5つです。

・L字タイプ

・U字タイプ

・ストレートタイプ

・グースネックタイプ

・フレキシブルスパウトタイプ

優先したいポイントがシンプルな形であれば、L字やU字、ストレートから選んでみてください。いずれのタイプも、それほど主張しない大人しいデザインなので、水栓の存在感をうまく抑えることができます。ごく普通の一般的な水栓が欲しいときは、ストレートがおすすめです。高さもあまりないので、水栓が目立ちすぎる心配はありません。

グースネックにもシンプルさはありますが、美しい湾曲があり、デザイン性にも力を入れています。高さもあり、適度な存在感を発揮してくれるため、キッチンのちょうどよいアクセントとして取り入れることができるでしょう。

フレキシブルスパウトも湾曲しており、見た目はグースネックに近いものですが、方向を自在に変えることができます。そのため、自由度の高さを重視する場合は、ぴったりなタイプです。グースネック同様に存在感があるため、「キッチンにワンポイント加えたい」という人も、ぜひ検討してみてください。

＜水栓の取り付けタイプ＞

気に入った形の水栓を見つけても、取り付けタイプが違うと、すんなり設置できないことがあります。失敗しないためには、どのように取り付ける商品なのか、必ず確認しておいてください。

取り付けタイプは、以下の3種類が一般的です。

・ワンホールタイプ

・ツーホールタイプ

・壁付けタイプ

ワンホールは取り付けの穴が1つであり、天板に蛇口を取り付けることになります。33mm～39mmの商品であれば、基本的にどの会社の水栓でもOKです。

ツーホールは穴が2つあり、水用とお湯用を両方取り付けるタイプとなっています。穴同士の距離（湯水芯々）は、ほとんどが203mmであり、2つ穴ならどの会社の水栓でも取り付け可能です。

壁付けのものは、壁から蛇口が出るタイプであり、配管などをいじることなく、簡単に設置できます。穴が1つのタイプと2つのタイプがあるので、数をよく見て購入することが大切です。湯水芯々を調整できるため、このタイプもメーカーは自由に選ぶことができます。

＜水栓の機能＞

キッチン水栓には、どの商品にも便利な機能がついているものです。選ぶときは、その違いにも注目してください。すべての推薦に同じ機能が備わっているわけではありません。どんな機能があるのかよく見て、自分にとって最もメリットが大きいものを購入することが大切です。

よくあるのは、以下のような機能です。

・ホース引き出し機能

・シャワー切り替え機能

・浄水機能

ホースを引き出して伸ばせるものは、離れた場所にも水が届くため、シンクの掃除や、鍋を洗うときなどに役立ちます。普段の家事を楽にするなら、こうした機能をチェックしておきましょう。

切り替え機能が付いた水栓は、ストレートな整流とシャワーを簡単に使い分けることができるため、洗い物をするときは助かります。気泡が入った吐水だけのタイプや、シャワーが細いタイプもあるので、よく見て選んでください。

浄水器を内蔵している水栓は、浄水と原水をワンタッチで切り替えられるため、おいしい水を手軽に飲みたい人におすすめです。カートリッジを定期的に交換しておけば、毎日快適に水を飲むことができます。