「最近、給湯器の調子が悪いなあ」と感じ始めたら、そろそろ買い替え時が訪れているのかもしれません。まだ購入したばかりであれば修理で直る可能性もありますが、ある程度の年数が経っている場合は、買い替えた方が結果的に費用を抑えることができるかもしれません。

給湯器のタイプを設置場所から選ぶ

戸建ての場合、給湯器には3つのタイプがあります。それぞれは「壁掛けタイプ」「据置タイプ」「浴槽隣接タイプ」と呼ばれているのです。壁掛けタイプは、外壁に固定がされている給湯器のことを指します。一方、据え置きタイプは、屋外の床に設置がされているもので、循環金具が1つのものは「据え置きタイプ」といい、循環金具が2つのものは「浴槽隣接タイプ」といいます。

給湯器の給湯能力を選ぶ

給湯器の給油能力とは、湯量が少ないといったような不便さを感じない限りは同じ号数のものを選択することをおすすめします。給湯器の号数には16号、20号、24号がありますので、現在お使いの給湯器の給湯能力を確認しておいてください。

給湯器の「追い炊き」が必要かどうかを決める

それでは、給湯器に追い炊き機能を必要とするかどうかを決めていきましょう。追い炊きができるタイプのものには、「ふろ給湯器タイプ」と「給湯暖房熱源機タイプ」があります。ふろ給湯器タイプは蛇口からお湯を出せるうえ、オフトのお湯張りを自動でできます。一方の給湯暖房熱源機は、蛇口からお湯を出すことができ、お湯張りも自動ででき、さらに床暖房や浴室乾燥機といった機能をもつ給湯器です。

追い焚き機能が必要ないという場合は、「給湯専用タイプ」か「高温水供給タイプ」のいずれかを選ぶことになります。給油専用タイプは、蛇口よりお湯を出すというシンプルなものです。それに対し、高温水供給タイプは、蛇口からお湯を出せるうえ、湯張りをすることができるタイプです。