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■宅配ボックスやポスト郵便受けを上手に選ぶための6つのポイント

宅配ボックスがあれば、荷物を受け取るときのデメリットがなくなり、より積極的に通販などを利用できるようになります。

とはいえ、初めて購入するときは、どう選ぶべきか迷うこともあるでしょう。ここでは、選ぶときにチェックすべきポイントを紹介していくので、参考にしてみてください。

＜宅配ボックスには荷物がしっかり入るか＞

せっかく宅配ボックスを設置しても、肝心の荷物が入らなければ、便利に使うことはできません。通販を利用すると、必要以上に大きな箱で届くことも多いので、購入前に必ずサイズを確認しましょう。

収納できる箱のサイズと、普段からよく届く箱のサイズを比べて、本当に役立つ商品を購入することが大切です。余裕のあるサイズにしておけば、買ったあとで困ることはありません。迷ったときは少し大きめの商品を優先し、確実に荷物が入るものを設置してください。

＜宅配ボックスの設置方法は合っているか＞

宅配ボックスは、商品によって設置方法が異なります。自分の家に合わせて、最も相性の良いものを選ぶようにしましょう。

集合住宅や賃貸住宅で使うなら、ただ置くだけの簡易設置タイプが適しています。工事なしで設置できるため、すんなりと使うことができるでしょう。ワイヤーで固定するタイプなら、盗難も防ぐことができます。

戸建て住宅で使う場合は、ボルトを打ち込むような工事設置タイプを検討してみてください。がっちりと固定すれば、盗まれる心配はありません。ただし、値段が高めで工事費用もかかるため、予算と相談しながら決めましょう。

＜どんな鍵がついているか＞

泥棒の被害を防ぐには、鍵も忘れずに確かめておきましょう。南京錠やダイヤルロックは、きっちり荷物を守ってくれるため、いつでも安心して使えます。

ただし、ダイヤルロックの場合は、宅配業者と連絡を取り、暗証番号を確認する作業が必要です。安全性の高い鍵ではありますが、そうした面倒なやり取りを避け、より手軽に利用したい場合は、投函するだけのタイプをチェックしておきましょう。それなら、配達員も楽であり、施錠忘れなどのトラブルも起こりません。

＜押印の手間を省けるか＞

押印機能がある宅配ボックスは、荷物の受け取りがとても楽になります。あらかじめシャチハタをセットしておくと、ボタンひとつで簡単に押印できるのです。そのため、サインなしで再配達になるリスクも防ぐことができます。押印が原因となるトラブルを防ぐなら、そうした便利な機能があるか確かめておきましょう。

また、印鑑を収納できるタイプもおすすめです。専用のポケットがあるボックスなら、配達員が印鑑を見つけやすくなります。そうしたスペースの存在もよく見て、荷物の受け取りがスムーズにできるようにしましょう。

＜宅配ボックスに防水機能はあるか＞

宅配ボックスには蓋がついていますが、土砂降りの雨だと、少し心配になることもあります。そのため、屋根がない場所に設置するときは、防水性能も重要です。

注意したいのは、ポリエステル製のボックスです。折りたたみ可能な点は助かりますが、防水性が低いので、屋根のない場所で大雨が降ると、荷物も濡れるかもしれません。

雨が当たりやすい場所に置くなら、プラスチック製かスチール製にしておきましょう。それらは防水性が高いので、天候を気にせず使うことができます。天気によって買い物を控えるようなこともなくなるので、素材をよく見て決めるようにしましょう。

＜デザインに不満はないか＞

サイズや機能などに問題がなくても、デザインに不満がある場合は、積極的に使う気にはなれないものです。家の前に置くと浮いて見えるものは、全体の雰囲気に影響を与えることもあります。失敗しないためには、見た目もしっかり考えておきましょう。

それぞれの商品によって、色や形は異なるものです。素材によっても、デザイン性に違いが出てきます。各商品の特徴をよく見て、設置したときに違和感のないものを選んでください。すんなりと馴染むデザインであれば、気持ちよく使うことができます。