■ 温水洗浄付きドラム式洗濯機を上手に選ぶためのポイント
温水機能付きの洗濯機は、温めることで汚れを柔らかくするので、少し手強い汚れもすんなり落としてくれます。
ただし、自分に合った使い方をするなら、選び方を覚えておきましょう。温水機能付きを選ぶときは、通常の商品とは異なるポイントに注目する必要があります。
<ドラム式洗濯機の一番高い温度を確認する>
温水機能付きの商品は、常に一定の温度で使うものではありません。温度を調節できるため、デリケートな衣類や黄ばんだ衣類にも、柔軟に対応できます。商品によって選択できる温度には違いがあるので、どんな使い方ができるのか、必ず調べておくようにしましょう。
その際、最も注目すべきポイントは、最高温度です。一番高い温度によって、除菌できるかどうかが決まってきます。
菌の繁殖を抑えるとなると、少し温かいくらいでは効果がありません。直接触れないくらいの高温に設定することで、不潔な菌の繁殖を防ぐことができるのです。60℃以上に設定できるものなら、かなり高い殺菌効果があるので、防臭効果も期待できるでしょう。
こうしたメリットを得るためには、60~80℃まで上げられるものを探し、確実に押さえておいてください。
<温水を使うときの容量を確認する>
温水に対応したタイプの場合、普通に水で洗ったときと温水を使ったときでは、容量が異なる場合があります。そのため、通常コースと温水コースを比較し、どれくらいの洗濯物が入るのか、必ず確認しておくことをおすすめします。
温水で洗うときの方が少ない容量になることが多いので、よく確かめずに決めてしまうのはよくありません。「どちらでも同じだろう」と適当に考えて購入した場合、通常コースとは違うことにあとから気づき、焦ることになります。無理に容量オーバーのまま洗おうとすると、温水でも汚れを落とし切れない可能性が高いので、注意してください。
コース毎の違いをきちんと把握した上で、普段の生活との相性を考え、最も使いやすい洗濯機を見極めていきましょう。
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